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高気密高断熱の家
夫の両親と同居の話が出たため、夫の実家を建て直しました。
夫の実家は二世帯住宅でしたが、家全体が東向きで、キッチンやリビングが北にあったこともあり、リフォームではなく建て替えることにしました。
夫は高気密高断熱の木の家を希望していました。
最初はハウジングセンターに見学に行きました。
夫はスェーデンハウスが気に入っていましたが、窓枠やウッドデッキのメンテナンスをしなければならないことやスェーデンハウスの価格が高いことを知り、私は他に高気密高断熱の木の家を建ててくれそうな工務店をスーモカウンター経由で探し、そこに依頼することになりました。
その工務店はモデルハウスを持たないので、実際にその工務店で建てた人に会いに行ったり、工務店の本社に行ったり、建築中の家を見学に行ったりしました。
営業と設計担当の方は子育て経験のあるママさんで、主婦目線のアドバイスをたくさんいただきました。
また、その工務店に依頼することが決まってからも他のモデルハウスに見学に行きました。
階段の1段目を空洞化し、そこにルンバ基地を設置できるようにしてもらったり、ダイニングテーブルは脚の向きを変えると座卓にできるようにしたり、アイデアを集めました。
また、実際に家を建てた先輩から「イメージを伝えるのに、切り抜きでスクラップブックを用意しておくと伝わりやすい」とアドバイスを頂いたので、実践しました。
間取りが決まって、暫定的に金額が出ます。
この工務店はキッチンやバストイレ、壁紙なども予算に組み込んでくれていましたので、結果的に予算通りだったと思います。
義母がタカラのホーローキッチンを希望していましたが、他は特にこだわりはありませんでした。
キッチン、バス、トイレはタカラ、TOTO、LIXILの3箇所をまわりました。
工務店経由だと定価から割り引いてもらえるようです。
結果的にキッチンとお風呂はタカラ、トイレはTOTOに決まりました。
デザインよりも品質重視で選びました。
壁紙はエコクロスから選びました。
家は吹き抜けのある2階建てで、リビング階段上がると2階のオープンスペースになっていましたので、必然的に1階リビングと階段、2階のオープンスペースは同じクロスになりました。
見学に行ったお家ではカラークロスを使用していて、1面だけ色を変えて照明を工夫していましたが、私たちにはそんなセンスはなかったので、無難な白で和の雰囲気のものを選びました。
上棟し、家もある程度完成してくると、実際に工事中の家で電気配線の確認をしました。
この時にどこにテレビを置くかということも視野にいれてどこにコンセントを設置するかを決めました。
実際の家で自分たちが生活する様子をイメージしながらコンセントを設置してもらいましたが、結果としてテレビを置く予定だった場所にピアノを置いてしまったため、我が家のリビングにテレビは置けませんでした。
また、電話線を設置してもらったところにはラックを置く予定でしたが、結局ラックを置くこともなく、配線ミスをしたと思います。
基本的に全て作りつけてもらったので、さらに何かを置こうという気がしなかったのです。
実際暮らしてみて、高気密高断熱と謳っている通り、夏はエアコン2台、冬はエアコン1台で快適に過ごせています。
我が家は1階と2階のリビングのみエアコンを設置しただけで、それぞれの部屋には設置していません。
それでもドアを開けっ放しにしておけば、それぞれの部屋でも快適に過ごせます。
しかし、リビングを吹き抜けにしてしまったために、下の階の生活音は2階でとても良く聞こえます。
しかし、外の音はそれほど気にはなりません。
家は大通りに面していて、裏は幼稚園ですが、車の通る音や幼稚園での音は気にはなりません。
家全体も以前は東に面していたのを(元々土地が南北に長かったので)南向きに変えました。
吹き抜けがあるため、2階からの陽射しが1階の奥まで届きます。
二世帯完全同居なので、広めの建坪60坪で、解体費用など込みで4800万円程度でした。
長期優良住宅で登録されています。
契約してから色々変更などはしましたが、結果としては契約時に提示された金額とさほど変わりない金額で建てられたと思います。
家は一生の買い物と言われます。これまで住んだ物件の良かったところや改善したい点があれば積極的に取り入れていくことが大切です。
また、たくさんのモデルハウスを見学して、アイデアを取り入れていくことをお勧めします。